体験談

丸山ワクチン患者・家族の体験談や電話相談の内容をご紹介します。

患者・家族の立場から

感謝したいけど・・・

原発部位

胃がん

妹は昨年10月に胃がんと診断され、目の前真っ暗になりました。11月に摘出手術を受け、後の治療に抗がん剤をと医師の指示がありましたが、入院中に丸山ワクチンの書籍を拝読させて頂き、「自分の治療はこれしかない」と信じて接種治療に専念してまいりました。
接種していただける先生を家族の会様からご紹介して頂き、その折はとても親切に親身になってご相談にのって頂いたと、とても感謝いたしておりました。本当にありがとうございました。妹は丸山ワクチンのお陰で、まるで手術を受けた事を忘れるぐらい回復し、美味しく食べることもでき日々元気になっておりました。しかし、若かったためか、進行が早く先日7ヶ月の闘病を経て逝ってしまいました。妹が丸山ワクチンのお陰で少しの間でも元気を取り戻す事ができ、本当に感謝いたしております。が、本日本人が亡くなりましたという連絡を研究所の事務局へさせて頂きましたが、あまりにも事務的なお話の仕方、あまりにもあっけない取り次ぎ方をされ、丸山ワクチンを信じて打ち続けてきてよかったのかと、悲しくなりました。研究所の事務局の方は少し言葉が足りないのではないでしょうか? 亡くなった人はどうでもいいのでしょうかという気になりました。
家族の会へ投稿するのは、間違っているかもしれませんが、感謝していた気持ちが悲しい気持ちになってしまい何とも気持ちの持って行き場がなく、書かせて頂きました。すみません。本当はとても感謝致しております。
研究所の事務局の方もう少し言葉を選んで接してください。家族は悲しみの中連絡し、感謝の言葉を述べようとしております。あまりにもそっけない態度は悲しすぎます。どうかよろしくお願い致します。

ワクチン療法研究施設
   所長  永積 惇

本年6月3日に患者家族の会にホームページに御寄稿いただいた件につき、連絡先が不明でしたので返事させていただきます。内容を拝見しましたが、職員の電話での対応が、悲しい気持でおられた御家族に対しさらに心を傷つける内容であったようでワクチン療法研究施設の長として心よりお詫びを申し上げます。
私はこれまで45年間内科医として多くの患者様方の治療に当たってきましたし、またこの間多くの患者様方の死にも立ち会ってきました。このことを通じ、どれだけ患者様方が肉体的にも精神的にも苦痛を感じられておられるか、また御家族もどれだけ悲しんでおられるかは、身をもって感じてきておりました。このためこれまで私はご家族と一体になって患者様の治療に当たることを理想としておりました。ただ非常に難しい問題で、このことが理解できない医師も居ります。私は現役時代は大学で教授として学生や若い医師達に、患者さまやご家族と接する際にどのようなことに気を使うべきか、特に会話の仕方によっては、かえって自分の病気に不安を抱いて聞く相手を傷つけることがあることも教えてきましたが、それがなかなか理解できない医師もいることを残念に思っていました。また医師以外の病院の職員もこのことを理解すべきなのですが、実際に第三者として「人の死」に接したことがない人間にとっては、その場合どのように対応するのが良いのか理解できない者もたくさんおります。私はこれまで学生や若い医師達には、言葉遣いは非常に難しいもので、患者様やご家族に説明する場合には常に「自分の説明している内容を、もし自分が聞く立場であったら納得できるか」を考えて話すように指導してきました。現在の職員たちにも、電話での会話は相手の顔が見えないだけに非常に難しく、特に話し方に気をつけるように指導してきておりました。今回のご指摘は私の指導がいまだに職員たちに充分理解されていないことを痛感させられました。これからも職員たちを指導してまいりますが、何かありましたらぜひ皆様方の御意見をお聞かせ下されば幸いに存じます。
話しにくいことであったと存じますが、御意見を投稿くださいました御家族には感謝いたしますとともに、重ねて衷心より深くお詫びを申し上げます。

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