体験談

丸山ワクチン患者・家族の体験談や電話相談の内容をご紹介します。

患者・家族の立場から

癌とたたかう71歳

原発部位

肺がん

 父の癌を知ったのは3月のはじめです。
 本人、家族は2月半ばに受けた人間ドックの結果から癌であると告知され、癌の専門医に行くよう勧められました。
もうこの時点で肺がんが脳やその他の臓器に転移していると言われたそうです。

 今の医療は告知が当たり前だそうですが、何の症状もなくつい昨日までゴルフに行ってた本人に向かっていきなり”癌”の宣告はあまりにも酷に思います。
 この日から父と母は1週間ほど手を取り合って泣いていたそうです。
 遠くに住んでいる私に知らせてきたのは、その後三重県立総合医療センターでもう一度検査を受け、やはり癌だと再確認された後でした。
 
 もちろん私も寝耳に水で、「やめてよ~!」というのが最初の気持ちです。”癌=死、お父さんがいなくなってしまう”といてもたってもいられなくなり、即実家に戻りました。
最初に病院で会った父は今までと変わらず元気な姿で、姉妹達と談笑しており、ホッとしました。

 家族から病状の話しをいろいろ聞いて、転移はしてるけど抗がん剤が効きやすい小細胞癌だからいったんは消える。でもまたすぐ出来るらしいという先生の説明だったそうです。
 その頃は野菜スープと玄米茶がいいとインターネットで調べて作り毎日運んでいました。
周りからはいろいろな情報が寄せられ、これがいい、あれをしろと、ありがたいのですが正直どれを信じていいのかわからず、全てにうちは野菜スープと玄米茶で治すからいいと拒絶していました。

 そんな時父の友達から丸山ワクチンの話がありました。正直いつもと同じようにもういい!とお断りしたのですが、その方は、「自分の父もこれで治してもらった、とにかく調べてみたら」とわざわざお電話を下さったので、とりあえずネットで調べてみる事にしました。
 そこでこれがダイレクトセールでもなんでもなく有償治験薬であること、値段が安い事、副作用もなく免疫療法であることを学び、効果があるかどうかは分からないけど、副作用がないのであれば試す価値はあるのではないか、と家族と相談して、主治医の先生にお話ししました。
先生は病院ではその治療は出来ないが、自己責任でする事はかまわないと好意的におっしゃってくれました。
 そして近所のかかりつけの医院にお願いしたら、こちらも快く引受けて下さり、これはもうゴーだとすぐ兄と東京へ向かいました。
 
 病院に着いて係りの方から説明を聞くうちに「これだ!」と確信しまた。免疫の大切さなど知りもしなかったのですが、父の場合抗がん剤は不可欠であり、主治医の先生が癌を消してくださるのであれば、その後再発させないよう、また出来た場合抗がん剤に耐えられる体にするよう本人の免疫力が大切なんだと学びました。
兄も一緒に確信してくれたようです。

 その後ワクチンを持ち帰り、主治医の先生に入院中だけ特別に注射をお願いできないかと相談した所、こちらも病院に掛け合って下さり、それもかない、本当に病院の先生と注射担当を引受けて下さった開業医の先生には感謝感謝です。

 ワクチンの効き目はまだわかりませんが、実際の効果うんぬんより、今は父が「ワクチンを打ってるから俺は大丈夫!」とかなり前向きです。これが最大の効果ではないでしょうか?
 
 今は癌で苦しむみなさんにこのワクチンを勧めたいです。
そして一日も早く丸山ワクチンが標準治療に認められることを心よりお祈り申し上げます。

PS.タイトルは父が自分で本を書くとタイトルだけ考えていたので(本は無理と思ったようです)それを使いました。




ゆきともより
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