体験談

今から１０年前私の主人は進行ガンでステージ３という胃ガンで胃の３分の2を切除しました。主治医からは大体きれいに切除したけれど早くて１年遅くも２年後には又出てくるからそのつもりでといわれ、おまじりが食べられる程度の時に胃薬のみで退院させられました。
その頃娘は乳がんの転移・再発でホスピスへ入ったところでした。なにかよい方法はないかと猛勉強の末丸山ワクチンを打ってもらおうと思い頼んでみましたが、「あんな水みたいな物」といわれ、使うことが出来ずがっかりしました。
主人の方は友人の医師から「こうなったら自分たちでこれはと思うものを何でもしてみなさい、全面協力するから」と元気付けられ、私は拝みたい気持ちでした。すぐに丸山ワクチン入手に努力し、祈るような心で打ってもらいました。
娘は５ヵ月後に亡くなりました。残された孫を引き取り薄氷を踏む思いで生活しましたが、１年たち２年を過ぎても元気そのもので、５年目に無罪放免といってもらいましたが、そのまま現在まで打ち続けています。
昨年末マーカーが上がったといわれた時はびっくりしてワクチン療法研究施設に手紙を出したりしました。所長の永積先生からいろいろ説明の手紙をいただいたり心配していただきましたが、どうしたことかマーカーが又下がりこのまま様子を見ようということになりました。
１０年前に求めた丸山ワクチンの本を貸していた方から返してもらい、二人で読み直していろいろ話し合いましたが、８０歳に近い年齢でも有りいまさらあれこれしないでこのまま丸山ワクチンで行こうと決めました。
あれから１０年、とても手術後２年くらいといわれえた人間とは思えぬ活躍をしてきた主人です。私が障害を持つ身でございますので、主人に負うところが多いのに「良くぞ元気で」と思います。丸山ワクチンで救われた私たちはただただ感謝のほかございません。ただ私の勉強不足で娘を助けることが出来なかったことが悔やまれます。今は一人でも多くの人が私どものような体験をすることが出来るように願いこの文を書きました。有難うございました。