体験談

丸山ワクチン患者・家族の体験談や電話相談の内容をご紹介します。

患者・家族の立場から

耳下腺癌から十八年

原発部位

耳下腺の癌

 今から18年前のことだが、左耳の奥に耐えられないほどではないが痛みを感じるようになり、多くの耳鼻科を渡り歩いた。しかし結論は出ない。とうとう左顔面が垂れ下がった状態になった。阪大病院でも北野病院でも、ベル麻痺との診断で、ステロイド剤でも一時的に回復するだけであった。                  最後に歯の親知らずのせいではないかと自己診断し、阪大の歯科を訪ねたところ、そこの部長先生に、「これは歯ではない、専門外だが、関西医大に頭頸専門の山下先生という方がおられるから診察を受ければ・・・」と教えて頂いた。京都大学から来られた山下敏夫教授(当時助教授)の診断とMRI検査の結果、耳下腺の癌と判明、早々に入院し手術を受けた。朝、病室を出て帰ったのは午後6時であった。
 手術後すぐにコバルトの照射を22回受けた。他の部位では知らぬが、頭部に受けると10回目位から、全く食事が出来なくなり、水も飲めなくなり、点滴だけで命を繋いだ。その後も、52時間の連続点滴や色々の処置は受けたものの、「五年後の生存率二割」は痛烈だった。
 手術後四年して、(申し訳ないが)一か八かで丸山ワクチンに賭けた。ーSSM登録番号288551ー 14年も経っている。
 最後に、私の経験による丸山ワクチンの副作用を二つ。
あれから十四年間、全く風邪を引かない。去年の暮、家内が流感に罹って40度の熱を出し、全身が痛いと転げ回ってのに、一瞬37度の熱を出しただけだった。
 もう一つ、頭部から肩、背中、両腕にかけて可なり毛深くなる。(女性は困るかも?)こちら白髪だが少しも禿げない。
 広島で被爆し、癌にも罹り、八十二歳まで長生きできたのは
亡き両親、家族は勿論だが、難手術をして頂いた関西医大の山下先生、また偏に丸山ワクチンのお陰と深く感謝している。
(なお癌の種類は扁平上皮癌と聞いている)
 

かずたんより
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